愛の眼鏡は色ガラス

転写される自意識

雑記

尻尾の生えた生活

偽悪的で、露悪的な自覚があって、それは多分他者から期待が怖くて無意識にそうして防衛線を作っているのだと思うのですが。最近、自分に対する投げやりっぷりが臨界点に達しつつあって、このままじゃそのうち死ぬだろと思って、死んじゃダメ!っても考える…

シアターファッキンテロリスト

他人の言葉がトリガーになって、思考のブレーキが外れっぱなしで、食べて戻して食べて戻してぐるぐるぐるぐるしてしまった一日だった。年をとって変わったのは、見ないふりが上手くなっただけなんだけど、見ないふりをしていることを指摘されるといつもこう…

P-zombie

「生きてるのに、死んじゃってるみたいな。生の質感を忘れてしまったって言えばいいのかな。例えば、母さんと昔行ったデパートの屋上で食べたアイスクリームの味は、多分あの時確実に生きている僕の一部分であったと思えるんだよ。でも、最近どんなアイスを…

please, please dr.gallo

2015年はバックトゥザフューチャー2の未来だけど、靴紐を勝手に結ぶ機能付きの靴は発売されてないし、ポケットを裏返しに引っ張り出すトレンドもない。世の中はぐるぐる回って、回るはずなのに景色が変わるので、これは独楽のように同心円上の回転と基軸自体…

月猫に蜜の弾丸

心身共に芳しくない。季節の変わり目はいつもそう。だいたい睡眠が二時間半〜三時間スパンくらいで途切れてしまうんですけど、何かの病気かよ、と疑う余地もない位もはや常態化しているわけで。日々の憂鬱は三時間おきにやってくる。三時間意識を失って、30…

盲人書簡

日々、人間を達観しようと努めてインターネットを右往左往する皆さんおはようからこんにちわこんばんわまでをフォローする私です。死生観が、ここ数年でじくじくと腐ってしまっていることが一つの悩みです。社会人として真っ当に毎日を過ごすことで、自分の…

雑文の夜

頭痛が酷い。熱湯を背骨に流し込まれたみたいに蕩ける意識。湿気た部屋でうつらうつらしているだけで終える休日。何も考えない毎日を送っているせいで、何も書けない。入力を失えば、必然出力も失われる。何も思わないし、何も書けない、欲求が無い、ここは…

食物繊維をとりましょう。

髪の毛が少し伸びた。時間が否応無く誰の上にも経過するということだ。先日の元恋人からの連絡は中々の傷心であった、伝えない自分の不実と彼女の体調が上手く合わさらなくなって、僕らの関係は潰えたのだった。などとロマンチックに言ってみたが、食事をす…

笑う月

僕の生まれた北関東の田舎は本当に典型的な地方都市という様相で、多分似たような原風景を持つ人は多いのではなかろうかと思う。周りは田んぼばかりで平面なくせに、少し自転車を走らすとローカルなレンタルビデオショップやスーパーマーケット、小さな本屋…

如是我聞

アカウントを消すということが、即ち一個の自意識との決別になるのだと今更になって思い知った。数日前まで、自分であった恣意的な装置が、本当に客体化しているのに驚いた。そう、それはもう最早私ではない私なのだ。如何に私に集約する他人の意識で、私が…

考えていることを書く練習

140文字に終始しない文章を書こうと書こうと腐心しているのですが、1ツイートというパッケージにすっかり慣れて怠惰してる僕の感性が言うことを聞いてくれないのです。様々なことが一回分に分けられていると最近ひしひしと感じます。旅行先では、一回分のシ…